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【React基礎】Reactのはじめ方
2025-01-01
ReactとはJavaScriptのライブラリで複雑な画面(UI)の挙動を以下に効率よく開発するかという観点で開発された技術です。
React誕生前では以下のような問題が発生していました。
複雑なUIでのパフォーマンス低下 動的な操作が多いWebサイトでは、画面の描画速度が遅くなることがありました。
DOM操作のコスト DOM(Document Object Model)とは、HTMLの構造をプログラムから操作するための仕組みです。
従来のJavaScriptでは、このDOMの操作に多くのリソースが必要であり、特に大規模なアプリケーションではパフォーマンスが悪化しがちでした。
複雑な操作例として入力フォームを例に挙げます。
例) 会員登録の入力フォーム
従来の方法では、フォームの各項目に対応する処理を個別に実装する必要がありました。
そのためフォームの数が増えるほどコードも複雑になり、処理速度が低下しました。
上記の問題をReactは「仮想DOM」により解決しました。
仮想DOMにより、現在の入力のみを操作し続けることでこの挙動の重さを改善できます。
具体的には以下のような仕組みです。
Reactを習得することで、以下のような利点があります
この章では、Reactの環境構築について説明します。
JavaScriptはブラウザがあれば動作しますが、Reactはnode.jsやnpmといったJavaScriptの実行環境が必要です。
nodeやnpmのバージョン管理ツールに関してが「Volta」を推奨しています。
Voltaにより複数のバージョンを管理し、プロジェクトに応じたバージョンでのアプリケーション開発ができます。これは発展的内容なのでVoltaでnpmバージョン管理についてで解説します。
Node.jsをインストールするとnpmも一緒にインストールされます。
上記でNode.jsおよびnpmのインストールが環境したら実際にReactでアプリケーションを開発します。
ターミナル(コマンドプロンプト)を開く MacやLinuxでは「Terminal」、Windowsでは「コマンドプロンプト」や「PowerShell」を開いてください。
Node.jsおよびnpmのバージョン確認
# Node.jsのバージョン確認
$ node -v
# npmのバージョン確認
$ npm -v
上記コマンドでインストールしたバージョンであることを確認します。
# 現在のディレクトリ確認(アプリを作りたい階層か)
$ pwd
# Reactアプリ作成
$ npx create-react-app <任意のアプリケーション名> .
# Reactアプリの確認
$ ls
$ npm start
成功すれば自動で「http://localhost:3000」でブラウザ起動します。
これでReactの基本的な環境構築は完了です。
この記事を書いた人
Tさん
別業界から転職1年で
Webフルスタックとして活動中
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